不妊治療
不妊治療の内容やおおよそ目安の金額を解説します。
値段はおおよその目安です。詳しい値段は各病院にご確認ください。
不妊治療の内容について
- タイミング指導(1回約1万円)
検査で異常が見られない場合。
排卵の育ち具合をみたり、血液検査などから排卵日を推測します。
排卵誘発剤を使うことも。自分では基礎体温を測ったり、排卵検査薬を使います。
- 人工授精(1回約2~3万円)
子宮頸管を精子が上手く通過できない、精子の数が少なめ、射精障害などがある場合。
精子を病院で処理し、元気な精子を濃縮し、子宮に注入します。受精、着床は自然妊娠と同じです。
自然妊娠に少し手を貸す形になります。
- 体外受精(1回約30~60万円)
卵管に問題がある場合や原因不明の場合。
卵子と精子を体外で受精させます。受精卵ができたら子宮に戻す方法です。
人工授精より妊娠の確立があがりますが、排卵誘発剤を使用したり採卵での麻酔をしようするなど、女性の体に負担がかかります。
- 顕微授精(1回体外受精+数万円)
精子の数が極端に少ない男性不妊や体外受精で受精しなかった場合。
1つの精子を卵子に直接注入する方法です。
病院選びのポイント!
- 通いやすさ
- 病院・医師の評判
- 病院の雰囲気
病院にもいろんなタイプの病院があります。
不妊治療専門クリニック
最先端の治療を受けたいかた、女性が35歳以上の場合、男性不妊やセックスレスの場合が向いています。
産婦人科(個人病院)
女性の年齢が若く、タイミング法から始めたい、通いやすさや雰囲気を重視される方、出産まで診てもらいたいかたなどに向いています。
総合病院・大学病院
持病があり他の診療科との連携が必要な方、泌尿器科で検査を受けたい男性、婦人科系疾患があり手術が必要な場合などに向いています。